FPGA デジタルFMチューナ(FMDDC-3) ケース製作中(その1)
FMDDC-3のケースを製作中です。前に製作したSDTrans384と同じタカチのOSシリーズのケースです。今はフロントパネルの加工を業者に依頼中で、写真のようにリアパネルの加工と、シャーシに基板の取付けが終わったところです。
この状態でも電源を入れるとFM放送は聴けます。
リアパネルの加工は自作です。コネクターの配置は、左からアンテナ入力(F型コネクタ-)、デジタル同軸出力(RCAフォノ)、アナログ出力Rch(RCAフォノ)、アナログ出力Lch(RCAフォノ)、マイコン書込み用ISP(DINコネクター)、ACインレットの順になっています。デジタル出力の光出力は、トスリンクの四角い穴は綺麗に加工できないので搭載するのはヤメにしました。ISP用のDINコネクターは、ケースの蓋をしても外部からマイコンに書き込みできるようにしました。
電源回路の構成は前に作ったSDTrans384とほぼ同じです。SDTrans384では別々の基板にしていましたが、一つの基板にしたため配線もスッキリしました。
ACインレットはフルテック製、アモルメットコアを使用したコモンモードフィルター、黒いAC-DCコンバーターはマイコンのバックアップ用電源でDC5V。コンバーターの前はフォトトライアックを使用したACスイッチです。トロイダルトランスはFMDDC-3用。トランスの隣はTPS7A4700を使用した超ローノイズのDC5V電源です。電源ICは基板の裏に付いています。電流が0.65Aも流れるので一寸放熱器が小さいかも。
今後の予定
- 基板を中国に注文していますが、新型コロナウイルスの影響で出来上がって来ません。春節前に注文して1ヶ月以上経っても注文履歴には「製造中」のまま。大変な時期なので気長に待つしかありません。
- シャーシの真ん中の空いているスペースには将来DAC基板を付ける予定です。DAC・ICはどれを使うかは考え中。
- 取り敢えずフロントパネルとマイコン基板が入手できたら、FMDDC-3をシリアル制御できるようプログラムを組む予定です。
つづく、、、